東雲湖(しののめこ) 帯広に行った目的の一つは、北海道三大秘湖の一つである東雲湖に行くことであったが、ここにたどり着くには片道1時間半歩くか、手漕ぎボートで約40分進みそこから約20分歩くかのいずれかである。迷わず後者を選択した。 2007年-9月16日(日) まずは下の図を見てほしい。 GPSのトラックデータをに貼り付けたもので、横が概ね4kmである。 豚丼を食べ腹ごしらえをしてから湖畔で手漕ぎボートを借り、13時40分頃に然別湖西岸を出発した。 然別湖にはご覧のように遊覧船が運航しており、以前は東雲湖から近い場所に着岸していたのだが、東雲湖に行く人が増え環境が破壊されるため数年前に止めたそうである。 出発してから約40分後、然別湖東岸に着岸しボートを乗り上げた。左にかすかに見えるのが出発地点近くの建物である。ここから歩いて東雲湖に向かった。 小道を歩くこと約15分、東雲湖の案内板を発見。下の写真の上部に写っているように湖畔はすぐ近くであるのだが、雨で滑りやすくなっているところを笹をかき分けて降りなければならず、ここから湖畔まで10分近くを要した。 何とか東雲湖湖畔に着いたのだが、あいにくの天気で今ひとつぱっとしない景色である。晴れていたらさぞきれいな景色だったことだろうと思うと、若干しゃくに障るのだが仕方あるまい。 おまけにこの付近にはナキウサギが生息しているそうだが、見つけることはできず、シマリスの姿も見えなかった。 復路は開いた巻物を閉じるように、往路とほとんど同じ経路をとり16時頃に出発地点に戻った。 貸しボート乗り場のすぐ上に露天風呂があり、入っている人がいたのだが残念ながらおじさんであった。 Copyright (C) 2007 Isao HARADA
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